前向きにおうちごと

家事育児がんばろう日記

フランス人は10着しか服を持たない2を読んだ

サンキュ!などの主婦雑誌を読んでいると、貯金特集と家の整理整頓特集がほぼ毎回あります。
そしてこの2つが密接に関係しているのです。

整理整頓をしている人は貯金もできる!
貯金ができる人は整理整頓ができている!

こんなサイクルがあるようなのです。

まさにプラスのスパイラル!!
これは我が家にも取り入れなくては。



今、整理整頓のなかでも注目されているのはミニマムな暮らしです。
モノ自体を極力持たない暮らしです。
一昔前はいかに収納グッズを使ってあの隙間にねじ込んで…わー!隙間なく埋まった!満足!ていうのが主流やったと思うんですが(私だけ?)
どうやら時代は流れていて、収納に関しては悟りの境地にきたのかと思われます。
私自身結婚するときに大分モノを捨ててスッキリした経験があるので、この状態が日々続くとなると清々しい毎日でしょうね。

貯金との関係でいうと、
①モノが少ないと自分で持っているものを把握しているためムダな出費が発生しない。(ラップないと思って買ったらこんなとこに眠ってたんやー事件とか)
②つねに自分にとって必要なモノ、だいすきなモノのみに囲まれて生活しているため、新たに購入するときに本当に必要なものか吟味する習慣ができている。

大まかにいうとこの二点で自然にストレスなく節約しているそうです。
ストレスなく節約!ここ重要です!
毎日節約していると地味ーに日々ストレスがかかっているのですよ。これがいつ爆発してストレス買い(爆買)に走るかが恐怖で…
節約にはメンタルも非常に大事です。
今日明日で終わるわけではない持久戦ですから。



あ、前置き長くなりました。
というわけで以前「フランス人は10着しか服を持たない」を読んでいて、今回2巻が出版されたので読んでみました。
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内容をざっくり書くと「カリフォルニア育ちの筆者が学生時代にフランスにホームステイをした。そのお宅がとてもシックな暮らしをしていた。シックな暮らしってなーに?それを説明するねー。」という感じです。
シックな暮らしとはまさに上記で取り上げたミニマムな暮らし。自分の身の丈に合っていて、自分の好きなものに囲まれて、今あるモノを大切にして生きている暮らし。
前作ではフランスホームステイ中の暮らしが中心だったのに対し、今回はカリフォルニアに戻った筆者がシックに暮らしている様子を書いています。
今回のほうが日常生活でどのようにシックな暮らしを取り入れるかが具体的に書かれているので参考になりました。
しかしながら日本とカリフォルニアでは生活スタイルが随分違う(やたらホームパーティが出てくる)のと筆者との収入格差があり実践できないものが多く、どちらかというと考え方を参考にしました。
読み終わった後は、あー、こんな生活してみたいなぁ、と今後のライフスタイルの目標になりました。



おうちを整理整頓しようとするとき、一番難関なのは「さてやるか!」と重い腰を上げるときやと思いませんか?
やろうと思ってるんだけどなんだか面倒で…。
この原因が今回分かりました。
【今住んでいる家を好きかどうか】なのです。
今住んでいる家は収納が少ないし…設備もあまりよくない…駅からも遠いし…
と不満がいっぱいないですか?
私はあります(笑)
こういった感情があるともちろん家を大事にしないですよね。そしてよりよい状態にしようとも思わない。掃除だって最低限になるかもしれない。
逆に家が好きで好きで堪らなければ?
大好きな家だもの、大切に綺麗に使おう。好きなものだけ置きたいな。こんなレイアウトにしたらもっと使いやすいかも。
自然と家がよりよい状態になりますよね。
そもそもおうち好きだったら整理整頓しようという発想すらしなくてよいのかも。盲点でした。
まずは今住んでいる自分のおうちに感謝して大事にすること。簡単に聞こえて難しい。
けどこのおうちがあるから毎日生活できているわけで。大事なことを考えさせてくれた本でした。
整理整頓の参考には…なってないからまた別の本を探します(笑)